カテゴリー「音楽」の172件の記事

2019-07-03

N響名曲コンサート2019 ~夏の多彩な空気を満喫する夜会へ、ようこそ~

幻想交響曲を聴きたくなってチケットを買ったのが、春が訪れようという3月下旬。
いよいよ夏の梅雨空の中、その日がやってきた。

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都響のプロムナードコンサートではいつも訪れているここサントリーホールだけど、平日の夕刻に訪れるのはずいぶん久しぶり。少々蒸し暑く薄明るい、幻想交響曲を聴くにふさわしい雰囲気だ。

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開演まで1時間半ばかり時間があるので、カラヤン広場で開催中のYONAYONAビールガーデンでエールビールを。
これがとてもフルーティーで私好みのビールだった。

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上の写真ではわかりづらいかもしれないけど、イスの背もたれのところに雀が。この枝豆などのおこぼれを狙っているらしい。

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管弦楽:NHK交響楽団
ギター:大萩康司
指揮:井上道義
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シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
(アンコール)ローラン・ディアンス:タンゴ・アン・スカイ
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ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14
(アンコール)ベルリオーズ:劇的物語「ファウストの劫罰」第2部~妖精の踊り
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Img_2123井上道義の指揮は相変わらずエネルギッシュでビジュアルだ。見ていて楽しい。
大萩康司君、すごく大人になった感じ。安定感抜群だ。
幻想交響曲、フィナーレで感情が抑えられない感じになり涙が出てきた。分かってはいるけどすごい曲だ。

Img_2126いつものサントリーホールだけど、音の印象がずいぶん違った印象だ。
2階の最前列というオーケストラがよく見渡せる席という、視界の影響もあるかもしれなかった。

とにかく、今日は堪能したコンサートだった。

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2019-06-02

都響プロムナードコンサートNo.382

今年度の都響プロムナードコンサートの初回を聴いてきた。

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会場はいつものようにサントリーホール。

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ホワイエにこんな花が飾られていた。今までコンサートに来て、ソリストへの花が飾られていたのって初めてな気がする。

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指揮/アンドリュー・リットン
ヴァイオリン/三浦文彰
東京都交響楽団(コンサートマスター:矢部達哉)
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ロウ(コウレッジ編曲): ミュージカル「マイ・フェア・レディ」序曲
コルンゴルト:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
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ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 op.95《新世界より》
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今年のプロムナードコンサートは「五大陸音楽めぐり」というテーマで5回に渡って開催される。
今日はその第1回目「アメリカでのヨーロッパ生まれの作曲家」。
1曲目のマイ・フェア・レディを作曲したのはベルリン生まれのロウ。
このミュージカルの名曲をシンフォニックな演奏で聴けて感涙ものだった。サントリーホールにおえる都響のシンフォニックな響きは、過度にならず、でもダイナミックに太い音がする。こういうミュージカル曲を聴くとそれがぴったりはまる。
実は今年のピアノのテーマは「映画音楽」にしている。今日、「マイ・フェア・レディ」を聴いて「君住む街かど」「踊り明かそう」を弾こうと決めた。

2曲目はブルノ生まれのコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲。
カミさんが三浦文彰の演奏をべた褒めだった。
アンコールはパガニーニの初めて聞く変奏曲「ネル・コル・ピウによる主題と変奏」から。

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そして、ご存知ドヴォルザークの新世界より。とても引き締まった魅力的な演奏だった。
考えてみると都響を聴くようになったのは、調布シリーズのコンサートで新世界を聴いたのがきっかけだった。
改めて今日聞いてみたら、すごく胴に入っている。みんなのっているというか、安定しているというか、素敵な演奏だった。

前にも書いたことがあるような気がするけど、この曲をコンサートで聴く時は注目する奏者が二人いる。一人はチューバ、一人はパーカッションだ。
こんなにダイナミックな曲想満載の曲なのに、チューバが出てくるのは第2楽章の冒頭と最後の弱音での金管コラールの部分だけ。第1楽章の終わりころになるとおもむろにチューバを構えて、唇や管の温度など入念な準備を始める。けなげだ。
打楽器奏者はもちろん第4楽章の弱音のシンバル。シンバルが出てくるのはここ1か所だけ。やはりしばらく前からこの一発のためにシンバルを持って待ち構えている。シャーンと小さく響かせた後は、しばらく胸の前で余韻を感じているようだ。
でも今日気づいたのだけど、打楽器奏者の方はシンバルだけでなく、第3楽章で大活躍するトライアングルも担当していた。なのでそんなにシリアスに考える必要ななかったようだ。

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今日はコンサートに行く前に、牛込神楽坂の紅茶専門店「The Tea Tokyo」に寄ってきました。
このお店はたくさんのフレーバーティーを提供している。

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何種類かのフレーバーティーを少しずつ楽しめる「MLESNA ティーフリー 」とサンドイッチを注文。
店内は11時の開店時から満席で30分ほど待った。そしてお客さんを見てみると「女子」が9割以上!おじいちゃんは私だけだった。少し居心地が悪かった。

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2019-03-21

ドゥダメル/ロサンゼルス・フィル ジョン・ウイリアムスプログラム

グスターボ・ドゥダメル率いるロスアンゼルス・フィルハーモニックが演奏する、オール・ジョン・ウイリアムズプログラム。
2019年3月21日にNHKホールで聴いてきた。毎年行われるNHK音楽祭の一環の公演だ。

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NHKホール玄関わきに、ドゥダメルとウイリアムズの写真とプログラム。
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玄関
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ホワイエには歴代のNHK音楽祭出演者の紹介がディスプレイされている。
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会場に入ると多くのメンバーがすでにステージに。ポップス系のプログラムのせいか、奏者もスタッフも全員黒ずくめの服装だ。いかにもアメリカっぽい。
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プログラムを改めてみると、ジョン・ウイリアムズの曲がいかに私たちに入り込んでいるかというのがよくわかる。
ロスアンゼルス・オリンピックのファンファーレとテーマを聴くと、あのイベントの光景が雰囲気として湧き上がってくる。
未知との遭遇、ジョーズ、ハリー・ポッター、E・T、インディ・ジョーンズ、スター・ウォーズなどなど、ワクワクする音楽と共に映画のシーンが甦ってくる。
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ドゥダメルはすごく小柄な印象。
ロスフィルの金管はすごかった。ホルン8本、トランペット5本、トロンボーン5本、チューバという編成。ただ、NHKホール2階の一番後ろという席の関係か、肌に感じるようなダイナミックさは感じられなかった。私の想像では席のいちというよりもホールの違いではないかと思う。先日のオーチャードホールの包まれるような響きやいつも都響を聴くサントリーホールの突き刺さるようなダイレクトな響きのようなインパクトが感じられなかったのは残念だった。
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しかし、大好きなウイリアムズの音楽をハリウッドの本場ロスフィルのフル編成でドゥダメルの指揮で聴けた喜びは大きい。

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2019-03-17

山田和樹アンセム・プロジェクト Road to 2020

3月17日(日)、オーチャードホールで「山田和樹アンセム・プロジェクト」を聴いてきた。

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アンセムプロジェクト
https://www.facebook.com/yamakazuanthemproject/

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きっかけは東京オリンピックが開催されることだそうだ、自分にできることとして世界二百数十か国の国家を歌いたいと思ったことだという。それがアンセム(愛唱歌)を演奏することがライフワークになりそうだという。

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オーチャードホールの広いステージいっぱいに席が広がっている。バックには合唱団用の長椅子もある。

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まずは

〇ワーグナー:楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》より第1幕への前奏曲
(オーケストラ)
フル編成による明るく輝かしいこの曲。コンサートの冒頭に演奏されることが多いが、すごくインパクトがある。今日もトロンボーンが4本という編成でドイツの重厚な響きを楽しめた。

〇君が代
(テノール独唱)
2階横の客席にスポットライトがあたる。そこにはテノールの西村悟が立っている。無伴奏ソロでの「君が代」。この曲は和音をつけないモノラルな旋律だけの演奏や歌がいいと思っていたが、まさにそういう形での君が代だった。

司会は江原陽子さん。おちついて、品よく明るく進行されていた。

〇J.ウィリアムズ編曲:アメリカ合衆国国歌
(オーケストラ+混声合唱)
J.ウィリアムズの編曲版。最初はシンプルに始まり、だんだん肉付けされていく。まるで映画音楽だ。

〇「コモロ連合」国家
(オーケストラ+混声合唱)
この曲、もちろん初めて聴いた。だいたいコモロ連合なんてどこにあるのだ。アフリカ大陸東沖、インド洋に浮かぶ3つの島からなる国だという。
山田和樹が90曲ほどピアノで弾いてみた各国国家のなかで一番印象に残った曲だという。
すごくいい。どこか郷愁を帯びた日本の歌みたいな感じもするが、希望に満ち溢れるすばらしい国家だと思う。

〇グラズノフ:第一次世界大戦の連合国の国歌によるパラフレーズ
(オーケストラ+混声合唱)
このグラズノフの一風変わった曲はとても面白かった。登場する国家はロシア、セルビア、モンテネグロ、フランス、イギリス(Rule Britania)、ベルギー、日本。
君が代はなんだか中国風な味付けだ。
チャイコフスキーの序曲「1812年」でのロシア帝国国歌とフランス国歌のラ・マルセイエーズが登場する。1812年は敵どうしだけど、この曲は連合軍の仲間として登場しているのが面白い。

〇武満徹:さくら
(混声合唱)
無伴奏コーラスの武満徹編さくら。すばらしくないわけがない。

〇信長貴富編曲:アンセム・メドレー
(オーケストラ+混声合唱)
沖縄からはじまりフィジー諸島、サモア諸島、オーストラリア、ハイチ、ジャマイカ、また沖縄のそれぞれの愛唱歌メドレー。世界島めぐり。

〇シベリウス:交響詩《フィンランディア》
(オーケストラ+混声合唱)
ご存知フィンランディア。有名な旋律は混声合唱が歌う。

〇プッチーニ:歌劇《トゥーランドット》より「誰も寝てはならぬ」
(オーケストラ+テノール)
インタリアのアンセム。

〇ホルスト:組曲《惑星》より「木星」

(オーケストラ+混声合唱)
ラストはイギリス、というよりも太陽系を持ってきた。

〇(アンコール)蛍の光
(オーケストラ+テノール+混声合唱)
テノール独唱から始まる。英語だ。次にオーケストラとコーラスで朗々と歌われる。そして最後は混声合唱のハミング無伴奏で静かに終わる。
胸が締め付けられるようだった。

プログラムによると「構成:新井鷗子」となっている。「エンター・ザ・ミュージック」によく出演しているあの人だ。すごくいい構成だと思う。

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開演前、東急百貨店のジュンク堂で本を買った。開演まで40分ほどあったので、レストラン街の珈琲店トップで買った本を読みながら時間調整。

Book
最近は、WordPressの勉強に迫られているので・・・



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2019-03-09

大澤美穂ピアノリサイタル

2年ぶりの大澤美穂さんのピアノリサイタルを聴いてきました。
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会場は前回と同じ王子ホール。銀座三越の裏手にあります。

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ショパン-----------------------------------------------------------
ワルツ 第2番 Op.34-1「華麗なる円舞曲」
前奏曲 Op.28-15「雨だれ」
舟歌 Op.60
マズルカ 第45番 Op.67-4、第41番 Op.63-3
即興曲 第4番 Op.66「幻想即興曲」
ポロネーズ 第6番 Op.53「英雄」
モーツァルト----------------------------------------------------------
デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲 KV573
ラヴェル-----------------------------------------------------------
クープランの墓(プレリュード、フーガ、フォルラーヌ、リゴドン、メヌエット、トッカータ
アンコール-----------------------------------------------------------
ショパン:ノクターン第2番
ショパン:子犬のワルツ
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今回はショパンを集めたセカンドアルバムリリース記念ということで、前半はそのCDからショパンを、後半はモーツァルトとラヴェルという興味深い構成でした。
大澤さんのコンサートはいつも、曲合いにご自分で解説をお話くださるのも楽しみ。
ショパンにどうしてモーツァルトとラヴェルを組み合わせたかという理由も話されていました。ショパンとラヴェルはモーツァルトの音楽を敬愛していたそうです。また、ショパンとラヴェルはおしゃれで有名。モーツァルトはおしゃれかどうかわからないけど、作る曲にこだわりをもっていたことが通ずるところとのこと。

大澤さんの演奏はいつもと変わらず、温かみと柔らかさに包み込まれるような演奏でした。

・2017-02-25「大澤美穂ピアノリサイタル」
http://guiter.cocolog-nifty.com/bare/2017/02/post-6141.html
・2016-03-05「ラファエル前派展」と「大澤美穂ピアノリサイタル」
http://guiter.cocolog-nifty.com/bare/2016/03/post-e631.html
・2007-11-16 『大澤美穂』ピアノリサイタル
http://guiter.cocolog-nifty.com/bare/2007/11/post_1fce.html
・2007-12-24大澤美穂クリスマスコンサート
http://guiter.cocolog-nifty.com/bare/2007/12/post_d8fe.html
・2008-04-06 大澤美穂ピアノリサイタル『春の響き』
http://guiter.cocolog-nifty.com/bare/2008/04/post_764c.html
・2010-12-04 大澤美穂ピアノリサイタル
http://guiter.cocolog-nifty.com/bare/2010/12/post-3213.html

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2019-02-28

日下紗矢子~ヴァイオリンの地平4 近現代~

昨年、NHKの放映で知った日下紗矢子さん。女性でありながらベルリンコンツェルトハウス管弦楽団のコンサートマスターに就任。そして同室内オーケストラのリーダーとしてステージに立つ姿、演奏、弾きこまれてしまった。

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数年前からシリーズで開催されてきたという<日下紗矢子 ヴァイオリンの地平>の今回は第4回、最終回という位置づけのコンサートだ。

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会場はトッパンホール。いつも飯田橋駅から歩いていたのだけどちょっと遠い。それで地下鉄春日駅近くから出ている文京区のコミュニティーバス「B-くる」で向かうことにした。100円をSUICAで支払い、4停留所目で降りる。

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トッパンビルに到着。

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開演まで少し時間があったのでエスカレーターを上がった2階のカフェでビールを流し込む。

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トッパンホールは美しく明るい。木のぬくもりが心地よいホールだ。

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プログラムは「近現代」のタイトル通り、ウェーベルン、バルトーク、シュニトケ、アダムズとそうそうたる作曲家による曲が並んでいる。
冒頭のウェーベルンの断片的な音の間の沈黙の長さに戸惑いながらも、4曲それぞれ新鮮な気持ちで聴くことができた。

アンコール --------------------------------
ミヒャエル・フォークト : Genoveva v. St. für Sayako Kusaka
J.S.バッハ : ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 BWV1023より 第2楽章 アルマンド
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アンコールの1曲目はベルリンコンツェルトハウスオーケストラのチューバ奏者(?)のフォークとが頼みもしていないのに日下のために書いて、細部を二人で仕上げたという世界初演(笑)の曲。
そして最後がバッハ。一気に緊張が解きほぐされた。



終演後、薄暗くなりかけた中、もう一度B-ぐるバスに乗り込み、椿山荘、護国寺、小日向、茗荷谷、小石川植物園などを車窓に臨みながら、延々と1時間ほど文京区内をドライブして春日駅に戻った。

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2019-02-09

都響プロムナードコンサート No.381

昨日早朝、見附市を出たときはうっすらの雪が積もっている状態。県境の魚沼や湯沢の国道は除雪車が活躍していた。

群馬に入るとやはり関東、明るい朝日が車内に差し込み、心も関東モードになってゆく。

しかし、一夜明けた今朝、都内はうっすらと雪が積もり、小雪がちらついていた。
うーん、と思ったが、今日の都響のプログラムを思い浮かべたら、すこしほっこりしてきた。

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通いなれたサントリーホール。正面入り口をエスカレーターで上っていく。

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今年になってからは初めて訪れることになる。

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アークヒルズ・カラヤン広場

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周囲の高層ビル群の中のオアシスのような立地

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指揮/小泉和裕
ヴァイオリン/川久保賜紀
東京都交響楽団(コンサートマスター:四方恭子)
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シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
チャイコフスキー:交響曲第1番ト短調 op.13《冬の日の幻想》
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この小雪舞う天候にうってつけではないだろうか!
フィンランドの厳しい自然を思わせるシベリウス、チャイコフスキー本人がつけたといわれる《冬の日の幻想》!

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シベリウスのヴァイオリン協奏曲。真っ赤なスレンダーなドレスに身をまとった川久保賜紀は身が引き締まるような演奏を聴かせてくれた。
それとは別な話だけど、この曲でちょっと不思議な体験をした。ステージに向かって左上あたりから時折壊れたトランペットのような、のこぎりで弾いたバイオリンのような「ジーン」というような音が響いてくる。その時のステージ上を確認すると、金管楽器で音を出しているのはホルンだけ。音がするたびに確認したが、ホルンであるという確信が。すると音が止まった直後、弱音器を外す姿を確認した。それにしてもステージから一番遠いであろうこの席にダイレクトにこんな音が聞こえるなんて、どういう音響の流れに乗ってきたのだろう。

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コンサートは午後2時からからだったが、1時前に溜池山王駅に到着した。
構内にあるカフェカルディーノに立ち寄り、軽いランチ。
マルガリータバゲットとアンチョビのモッツァレラバゲット。

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卓上に備えてあるオリーブオイルやバルサミコ酢、ハーブソルトなどをかけると美味だった。

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2019-01-15

ヴィラ=ロボス・ギター作品全曲演奏会

現代ギター社主催のニューイヤーコンサート。毎年福田進一がプロデュースする。
今年はヴィラ=ロボス没後60周年ということで「ヴィラ=ロボス・ギター作品全曲演奏会」が企画された。

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会場は代々木公園裏にあるHakuju Hall。ビルの7Fにホールがある。

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ここは何年か前に朴葵姫のコンサートを聴いて以来だ。
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プログラムはかなりのボリュームだ。途中2回の休憩をはさんで、まずは福田進一の演奏でブラジル民謡組曲と5つの前奏曲、次に大萩康司の演奏で12の練習曲とショーロス第1番、最後に福田進一のギター、河野紘子のピアノでギター協奏曲。

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最初に福田進一がブラジル民謡組曲を演奏したのだが、演奏し始めた「マズルカ=ショーロ」がちょっと違う! 弾き間違えか? と思ったほどだ。演奏後の福田自身の解説によると「シンプレス」という曲で習作として書かれたものらしい。和声やメロディー進行が「マズルカ=ショーロ」と似通っており、福田進一は「驚かせよう」と思って冒頭に弾いたとのこと。

ブラジル民謡組曲は私は40年前に横浜ギタースクールの卒業コンサートで弾いた曲で思い出が多い。その中の「ワルツ=ショーロ」は神奈川県ギタリストオーディションの自由曲としても弾いた。今日聴いた福田の演奏は細部が私が用いた楽譜と異なっている部分がある。近年フランスの研究化ジガンテが監修した版が出ているようで、そちらを使っているようだ。
また、「ワルツ=ショーロ」とは別に新たに見つかった「ヴァルス=ショーロ」も加えられて全6曲として演奏された。

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第2部は「12の練習曲」。これはヴィラ=ロボスの作品の中で一番好きな作品だ。初めて来たのは40年前にLPで購入したバルエコのヴィラ=ロボス作品アルバム。「こんな曲があるんだ!」と衝撃を受けた記憶がある。
今日の大萩康司の演奏はそれとはまったく趣の違う、彼らしいゆったりめで十分に歌いこんだ演奏だった。こういう演奏もありなんだなと感心。
大萩康司は髭を蓄えてちょっと大人の雰囲気になった。

第3部はギター協奏曲。ヴィラ=ロボスってギター協奏曲を書いていたのか、と驚いた。いずれも短めの3つの楽章で構成されていて、ある意味ギターらしい協奏曲と感じた。

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アンコールは福田と大萩のデュオで「ブラジル風バッハ第5番」。

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演奏が終わってホールを出ると外は薄暗くなっていた。大好きなヴィラ=ロボスの曲をすべて素晴らしい演奏でたっぷりと聴けた、今年の聴き始めにふさわしいコンサートだった。

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2018-12-24

ジャズ・イン・アルカディア ~クリスマス・チャリティ・ライブ~

以前から一度聴いてみたかった吉田睦さんが歌うということで、「ジャズ・イン・アルカディア」クリスマスライブに行ってきた。

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本当は倉井千秋さんとのコラボの予定だったけど、倉井さんの急病で単独ライブとなった。
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会場は見附市文化ホール アルカディアの小ホール。小ホールは何回か来たけど、入ってみて驚いた。客席とスロープが取り払われてフラットなホールが出現していた。そこにテーブルとイスを並べ、後ろにドリンクコーナーがあり、ワンドリンク付きとなっている。会場は多くの人で埋まっている。
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実は吉田睦さんの歌とともに注目したい人物が演奏している。ドラマーだ。近所のお兄さんだったりする。時々パソコンのサポートで声をかけてもらっているが、一度演奏を聴いてみたかった。
すごかった。普段見せている顔とまったく違い、しっかり曲をリードして、しっかりしたリズムやソロを聴かせてくれた。さすが!
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吉田睦さんの歌は素晴らしかった!
こんな歌手が身近に存在していたなんて、いままで聴かなかったのがもったいないくらいに思えた。
まず、スイング感が素敵だ。そして声が魅力的。
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病気で来られなかった倉井さんに変わってギタリストの方が出演。サンタナの「哀愁のヨーロッパ」をたっぷりと聴かせてもらった。
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第二部の水色の衣装を着て、ディズニーの「美女と野獣」を熱唱。ジャズだけでない歌唱力も持ち合わせているようだ。
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ワンドリンクはホットコーヒーを。今町のアオキコーヒーサービスの出店。おいしいコーヒーだと思う。おかわりした。
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すごく楽しめたライブだった。
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2018-12-16

見附市吹奏楽団 第18回定期演奏会

見附市吹奏楽団の定期演奏会、聴き始めて3年目だ。今年は第18回ということ。これほど継続して活動していくということはすごいことだと思う。

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人口4万人の地方都市の楽団として(若い人の構成も少なくなっているだろうに)、ただただ頭が下がる。
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一番最初に演奏された「スター・パズル・マーチ」はなかなか面白かった。星に関する曲をちりばめてマーチに仕立ててある。きらきら星から始まり星に願いを、スターウォーズなど聞き覚えのある曲をモチーフとして次から次へと展開されていくなかなか楽しいマーチだった。
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「情熱大陸コレクション」のソプラノサックスもカッコよかった。
かっこいいと言えばコントラバスの女性がエレキベースに持ち替えた時、かなりかっこよかったと思う。割と小柄で姿勢よくハイヒールっぽいブーツでエレキベース。グッとくる。
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アンコールは今晩が最終回の放送にぶつけたのか「せごどん」のテーマ、そしてホワイトクリスマス。
ありがとうございました。

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