カテゴリー「音楽」の158件の記事

2018-10-06

チェコフィル室内+アナ・ヴィドヴィチ

銀座のヤマハホールで、チェコ・フィルハーモニー室内合奏団スペシャル・コンサート ~アナ・ヴィドヴィチ(ギター)を迎えて~ を聴いてきた。

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ヤマハホールはヤマハ銀座店のビルの7階~9階にある中規模のホール。

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大好きなアナ・ヴィドヴィチが出るということで楽しみにしていた。

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チェコ・フィルハーモニー室内合奏団(弦楽合奏)
アナ・ヴィドヴィチ(ギター)
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J.S.バッハ/G線上のアリア(弦楽合奏)
F.タレガ/アルハンブラの思い出(ギターソロ)
A.ヴィヴァルティ/マンドリン協奏曲ハ長調(ギター&弦楽合奏)
(アンコール)D.スカルラッティ/ソナタニ短調K.1/L.306(ギターソロ)
O.レスピーギ/リュートのための古い舞曲とアリア第3集(弦楽合奏)
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J.パッヘルベル/3声のカノンとジグニ長調よりカノン(弦楽合奏)
G.プッチーニ/菊の花(弦楽合奏)
B.バルトーク/ルーマニア民族舞曲(弦楽合奏)
I.アルベニス/スペインの歌より第1曲前奏曲(アストゥリアス)(ギターソロ)
A.ヴィヴァルディ/室内協奏曲ニ長調(ギター&弦楽合奏)
(アンコール)マイヤーズ/カヴァティーナ(ギターソロ)
(アンコール)ボッケリーニ/ギター五重奏曲第4番よりファンダンゴ(ギター&弦楽合奏)
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特に前半は超有名な曲ばかりで楽しめた。(知らない曲が楽しめないということではないけど)

合奏団のメンバーはみんな楽しそうに演奏する。聴いている方も楽しくなる。ここは大事だね。
ヴィドヴィチは相変わらず美音。ただし曲目がアルハンブラとアストゥリアスってどういうこと! いつまでたってもギターの認識ってこんなものだろうか。
ヴィドヴィチ自身も、アンコールではスカルラッティのソナタ、カヴァティーナを弾き、こちらの方がメインの曲目というような感じで熱演していた。

全体にはとっても良かった。

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コンサートが終了して外に出ると銀座通りは歩行者天国。この通りの店舗は私の知っている銀座と様変わりしてしまった。以前は高級でももっと人間臭かった。現在の銀座通りは冷たさばかり感じて訪れたいとは思えない。
通りを歩いている人たちは半分くらいは外国人観光客だろうか。

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有楽町の交通会館に行き、地下の甘味処おかめに。おはぎとおにぎりとおでんの定食を味わった。ほっとする。

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2018-08-25

都響プロムナードコンサート

8月25日、今期3回目の都響プロムナードコンサートを聴いてきた。

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指揮:ハンス・グラーフ
ピアノ:カティア・スカナヴィ
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モーツァルト:交響曲第34番 ハ長調 K.338
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番 ト短調
(アンコール)ショパン:ノクターン 第20番
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ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト短調 op.88
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サン=サーンスのピアノ協奏曲はたぶん初めて聴いたと思うけど、一風変わった協奏曲に感じた。オーケストラが伴奏に徹し、ピアノが独奏曲のように演奏される。ピアノの音色がクリアに聴こえ、それも相まってさわやかに楽しめた。曲か演奏者かピアノか会場か、あるいはすべてか、新鮮な体験をした。バイオリンの透明な音色も印象的だった。

ドヴォルザークはスラヴ色にあふれた名曲。都響の安定したアンサンブルをグラーフが魅力的にまとめ、至福のひと時を過ごせた演奏だった。
私の生い立ちからチューバやトロンボーンを注目しがちなのだけど、この曲はトロンボーンとチューバは1楽章と4楽章だけ登場し、間の2楽章と3楽章はお休みしている。それだけに登場した時の低音金管楽器群の迫力が鮮烈なのだろう。
また、打楽器もティンパニーのみで、大太鼓やシンバルといった楽器は使われていないことに気づいた。「新世界より」も4楽章のシンバルのピアノでの1発がよく取り上げられることが多いように、ドヴォルザークの打楽器の使い方は特徴的だ。「新世界より」と言えばチューバもそうだ。2楽章での弱音の金管楽器コラール部分に登場するだけで、あとはフォルテッシモ部分も含めてすべてお休み。まったく使わないのではなく、効果的な部分、それも弱音の部分にチューバやシンバルを限定的に使うというのはドヴォルザークくらいではないだろうか。

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終演後、新宿伊勢丹の「宮川本廛」でひつまぶしをいただいた。

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2018-08-07

N響ほっとコンサート

8月5日、NHKホールで「N響ほっとコンサート」を聴いてきた。

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もしかしたらNHKホールに入るのは初めてかもしれない。少なくとも思い出せない。
この日は相変わらず熱い夏の一日で、ホールの裏手の代々木公園では「スリランカフェスティバル」がにぎやかだった。

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<トロンボーン>
開演前のホワイエでは「楽器体験工房」というイベントが開催されており、オーケストラのすべての楽器を体験できるようになっていた。

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<ホルン>
どの楽器のコーナーも多くの人たちの列ができていた。

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<チェロ>

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<ハープ>

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指揮:熊倉優
サクソフォーン:上野耕平
管弦楽:NHK交響楽団
ナビゲーター(ナレーション):加藤綾子
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ジョン・ウィリアムズ:「スター・ウォーズ」-メイン・タイトル
ブリテン:青少年の管弦楽入門(ナレーション付き)
ミヨー:スカラムーシュ
ショスタコーヴィチ:交響曲第10番ホ短調-第2楽章
メシアン:トゥランガリラ交響曲-第5楽章「星たちの血の喜び」
(クロージング)
外山雄三:管弦楽のためのラプソディー(八木節)
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なかなか楽しかった。大好きな曲「青少年の管弦楽入門」を聴きたいというのが、チケットを買った動機なのだが、すべての曲が楽しめた。
テレビで見慣れているN響のメンバーを生で見ることができたのもうれしい。席は前から5列目で結構迫力があった。

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2018-06-17

都響プロムナードコンサートNo.378

6月17日日曜日。今季度2回目の都響プロムナードコンサート。

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サントリーホールへはいつも地下鉄南北線六本木一丁目駅を利用するのだけど、今日は三田線を内幸町まで行き、地上に出て都バスでアークヒルズに向かった。「都01」という新橋~六本木~渋谷を結ぶ路線だ。本数も多いので便利だし、サントリーホールの目の前まで運んでくれるのがうれしい。

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そのせいもあって少し早めに到着。


13:20の開場時刻になるとカラヤン広場にオルガンの音が響き渡る。サントリーホール玄関上に設置されているパイプオルゴールが開場を知らせる音楽を奏でている。

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今日の曲目はカリンニコフという初めて耳にする作曲家の交響曲。

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指揮:オレグ・カエターニ
ピアノ:藤田真央
管弦楽:東京都交響楽団
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チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』より「ポロネーズ」
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23
(アンコール ショパン:マズルカ Op.63-3)
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カリンニコフ:交響曲第1番 ト短調
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カリンニコフの交響曲は、シンプルさとロシア的な響きが組み合った、とても聴きやすい曲という印象。
ピアノの藤田真央(スケートの真央ちゃんは女の子だけど、こちらの真央ちゃんは男の子)は若干二十歳のかわいい男の子という容姿だけど、表情豊かで柔らかい演奏はとても聴きやすく好きな演奏だ。
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プログラム誌の「月刊都響」。今年度から表紙が楽器の写真になった。先月はティンパニーだったけど、今月はホルン。なかなかかっこいい。

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帰りは日比谷線に乗るためにカラヤン広場から階段を上り、ホール裏手方面へ出た。

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すると正面にオークラホテルが現れる。ホテルの裏手に回ると神谷町駅だ。

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神谷町駅はずいぶん久しぶり。ホームも新しくなっており、広くなっていた。
日比谷線に乗り込み、銀座まで。目的地は有楽町交通会館前のマルシェ。

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ただ単にここのクルマ屋台でコーヒーを飲みたかったからだ。

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屋台とはいえ侮れない。これはマンデリン豆のストレートコーヒー。エスプレッソで抽出している感じで薫り高い。

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目の前を東海道新幹線が頻繁に通り抜けていく。落ち着く。

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2018-05-14

都響プロムナードコンサート 今年も始まる

今年も都響プロムナードコンサートの定期会員になりました。3年目になります。

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夕方にかけて天候が荒れて雨になるとの天気予報でしたが、コンサート開始の14時はなんとか持ってくれました。会場のサントリーホールにはすでに多くの人たちが集まっています。


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2018年度の第1回にあたる今日は、フィンランドの若手指揮者クラウス・マケラがシベリウスを聴かせてくれます。

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指揮:クラウス・マケラ
ピアノ:ルーカス・ヴォンドラチェク
管弦楽:東京都交響楽団
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シベリウス:レンミンカイネンの帰郷 op.22-4
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 ト長調 op.58
(アンコール ブラームス:6つの小品 op.118-2 間奏曲)
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シベリウス:交響曲第1番 ホ短調 op.39
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20代前半だという指揮のクラウス・マケラ。一言で言ってはつらつとしていた。「レンミンカイネンの帰郷」も交響曲第1番も、鮮烈と言っていい演奏だったと思う。都響は彼によく応えていた。

ルーカス・ヴォンドラチェクというピアニストは名前も聴いたのが初めてだったが、透明な音色、音楽だったと思う。ピアノ協奏曲というと大きな音で響かせることが多いが、今日のベートーベン4番は、とてもクリアの温かかった。

コンサートを終えて、こんなに気持ちが落ち着く感じになったのは珍しい。シベリウスの交響曲は管楽器やティンパニーがフォルテで響き渡らせるところが多いのだけど、そして確かにそうだったのだけど、心が洗い流されたような余韻が残ったコンサートだった。

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2018-05-04

アレクサンドル・クニャーゼフのチェロコンサート

連休後半は東京で過ごしている。

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ゴールデンウイークと言えば音楽会ではラ・フォル・ジュルネ。有楽町の東京フォーラムを舞台に3日間に渡ってさまざまなコンサートやイベントを手軽に楽しめる。

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ホールB7で行われる、アレクサンドル・クニャーゼフのチェロを聴きに来た。早めに到着したので会場をぶらぶらとしてみる。

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たくさんの人たちが楽しんでいる。

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まだ時間があったので1Fのドーナッツプラントでコーヒー&ドーナッツを。

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会場はホールB7。エスカレーターで延々と7Fまで上っていく。

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会場はイベントホールのような感じ。なかなか落ち着く感じで室内楽にはよい環境だと思う。

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チェロ:アレクサンドル・クニャーゼフ
ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー
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ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 op.19
ラフマニノフ:ヴォカリーズ
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妻がクニャーゼフのファン。実にたっぷりと歌い上げる。
もっとも見た目は腹の出たおじさん風なのだが、この方、実にすさまじい経歴の方なのでした。幼少の頃からチェロの才能を開花させていたのですが、両手の筋力が衰えるという難病にかかって5年ほどのブランクの末乗り越える。その後もコンクールで輝かしい成績を収めるまでに復活し、ピアニストの奥さんも得て多くの人に愛される演奏家になります。ところが演奏旅行の最中に交通事故で最愛の奥様とチェロを失ってしまうという悲劇に。それでも周囲の援助を得て現在の活躍の状況になりました。ちなみにチェロの他にもオルガン奏者でもあるそうです。

モップのような髪(カミさん談)を振り乱しながらのラフマニノフはエキサイティングでした。ヴォカリーズは繊細な音色も聴かせてくれました。

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演奏後は、イベント会場に立ち寄り、ローランドや楽器店のブースを覗きます。

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ちっちゃな坊やがチューバに興味を持ったよう。

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そして有楽町を後にして板橋に戻り、地元のカレー屋さんでディナー。
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ガーリックナン&ベジタブルカレー。よい組み合わせでした。

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2018-03-24

仲道郁代 ピアノ・フェスティヴァル

池袋駅西口にある東京芸術劇場で開かれた「仲道郁代 ピアノ・フェスティヴァル」を聴いてきた。(63回目の誕生日記念のご招待!)

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小雨の降る中、会場へ到着。

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玄関を入ると巨大な吹き抜けの空間があり、長いエスカレーターで5階に登っていくと大ホールがある。本日の席はさらにホール内エレベーターに乗って、3階席だ。ステージがよく見える。

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「ピアノ・フェスティヴァル」と銘打ったこのイベント、昼間は仲道郁代、小川典子によるマスタークラスが行われていて、夜の部が8名のピアニストによるコンサートとなる。

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仲道郁代 芸術監督
上原彩子
太田糸音(しおん)
小川典子
金子三勇士(みゅーじ)
實川風(かおる)
中野翔太
萩原麻未
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第1部は《2台ピアノの祭典》
ラ・ヴァルスも豪華絢爛でよかったが、上原彩子+金子三勇士組によるドビュッシーの小組曲が心に染み入った。上原彩子の演奏は2回目。柔らかく芯のある音色は相変わらずだ。

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休憩時間にピアノをさらに3台加え、5台のピアノがステージ上に配置された。ヤマハCFXが2台、スタインウェイD-274が2台、ベーゼンドルファー290が1台。

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私はやはりオーケストラ育ちのせいか、ダイナミックなオーケストラ曲のアレンジものがグッとくる。ホルストの「木星」もよかったけど、アンコールの「マイスタージンガー」は最高だった。渾身の演奏だったと思う。

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終演時には雨は落ち着いていた。

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2018-02-25

『ローエングリン』を観る

二期会オペラ公演『ローエングリン』を観てきました。

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オペラを観るのは生涯3回目かな。数十年前に今回と同じく東京文化会館で観た「カルメン」、10数前に新潟県民会館で観た「魔笛」。ワーグナーを観るのは初めてなので、すごく楽しみです。

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■好きな曲ばかり
ワーグナー作曲のこのオペラ、単独の曲としてはたくさんの有名な曲があります。
崇高な「第1幕への前奏曲」、かっこいい「第3幕への前奏曲」、ウェディングでは定番の「結婚行進曲」、吹奏楽での人気曲「エルザの大聖堂への行列」。これらが劇中にどのように演奏されるのかを見るだけでもワクワクしませんか。

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ドイツ国王ハインリヒ:金子宏
白鳥の騎士ローエングリン:小原啓楼
先代領主の娘エルザ:木下美穂子
テルラムント伯爵:小森輝彦
その妻オルトルート(魔女):清水華澄
ローエングリン(青年時代)
王の伝令:加賀清孝
4人のブラバントの貴族:菅野敦、櫻井淳、湯澤直幹、金子慧一
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合唱:二期会合唱団
管弦楽:東京都交響楽団
指揮:準・メルクル
演出:深作健太
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公演は午後2時に始まり、25分ずつの休憩をはさんで全3幕が演奏され、終了するのが午後6時過ぎ。長丁場です。

■会場と席

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東京文化会館は、座席の前列部分がオーケストラピットになり、東京都交響楽団がすっぽりと収まっていました。開演前から団員はピットに入っており、音慣らしをしています。曲中の断片が時折聞こえてきて、雰囲気が出ますね。
ステージ両脇には縦長の電光掲示板が設置してあり、字幕が映し出されます。

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今回の席は4階左側。かなりステージを見下ろします。ステージがよく見えるようにイスの位置は高くなっていて、足元には足置きのパイプが設置されていました。
舞台は見渡せるし、オーケストラピットは見えるし、結構いい席と思います。お値段はかなり安く、一番高い席の3分の1ですし。

■演出
 オペラは生涯3回目ということでわかるようにほとんど経験がないわけですが、それでも時折テレビ放送で取り上げられているものを断片的に見たり、解説を聞いたりはしています。演出により部隊の雰囲気がかなり変わるということも承知していました。
 今回の「ローエングリン」は、私的には中世の騎士が白鳥で登場するロマン的なイメージでいたので、そんなステージを何とはなしに思い描いていました。
 しかし、プログラムを見ると、ワグナーがこの曲を作曲した同時代のバイエルン王国、そしてその国王ルートヴィヒⅡ世がローエングリンになっているという設定。ルートヴィヒⅡ世はワーグナーの信奉者であり、大いなるパトロンであったわけですが、その彼を騎士ローエングリンにして登場させるという演出でした。
 プログラムの解説を見ると、過去、ヨーロッパでのこの曲の演出はさまざまな試みがなされてきたようで、中世の騎士とはまったく縁のない現代の学校の教室を舞台にしたものまであるそうな。でもオペラ初心者の私としては、ワーグナーが思い描いたような中世の騎士伝説の世界そのままの舞台を見てみたいな。(でもドイツという国の歴史上、簡単にそのような演出にはならないようなのですね。)

■オルトルート、魔女
 登場人物の一人オルトルートは、テルラムント伯爵の妻で、夫をたきつけてエルザを追い込ませたり、それがうまくいかないと、今度はエルザ自身をそそのかして、夫ローエングリンに禁断の問いをさせようとしたり、悪役なわけです。
 今回の舞台では負傷した兵士の手当てをする看護婦になったり、眼帯をした魔女になったりしますが、彼女の歌(清水華澄)はそういう魔女的な雰囲気をよく出していたと思います。カーテンコールでもひときわ拍手が大きかったですね。

■名曲たち
 第1幕への前奏曲でたちまちローエングリンの世界に入る。舞台演出がどうであろうと、聖なる天上へと通ずるこの曲は伝説の世界へといざなってくれる。
 エルザの大聖堂への行列は、オルトルートが中断させるまでとその後、終幕までの2か所に渡って、荘厳な演奏を聴かせてくれました。舞台奥のバンダの効果もあり、本当に聖堂に鳴り響く音楽っていう感じを楽しめました。
私のエルザのピアノ演奏はこちら。
 第3幕への前奏曲、いいねえ。
 結婚行進曲、テンポ速めで軽快な感じ?禁断の問いが背景にあるので、そんなに浮かれてはいられないということでしょうか。
 グラール語り、はローエングリンが自分の素性を明かすくだりです。私は初めて知ったのですが、第1幕への前奏曲のモチーフがここで歌われるのですね。感動的でした。

■ゴットフリート
 舞台の初めから終わりまでずっとステージ上に出演している少年がいました。歌はうたいません。みんなの行動や言動を見入ったり、物を手に取ったり、妖精のような幽霊のような不思議な存在でした。3幕の最後に白鳥からよみがえったエルザの弟ゴットフリートが彼だったということがわかりました。これは一般的な演出なのでしょうか。なんとなく演出者深作健太の分身のような感じがします。

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終演後外に出ると6時半、暗くなっています。
これから少しずつオペラにも接していこうかと思います。

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2018-02-10

カレーとコーヒーと都響の響き

今日は都響のコンサート。2時から開演の予定なのでランチをとってから向かうこととした。

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向かったのは昔懐かしい三田線の終着駅西高島平のほど近く。ブラウンオニオンファクトリーというお店。

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注文したのはヒレカツカレー。ご飯の上にキーマカレー、ヒレカツ、ポテト、トマトが乗っていて、緑色のパクチーがトッピングされている。このキーマカレーがとても好み。玉ねぎの甘味とスパイスが奥深い味を出している。

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ヒレカツ用のソースも2種類用意してあった。

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コンサート会場はサントリーホール。最寄り駅の六本木一丁目に到着したのが開演1時間前だったので、駅直結の泉ガーデンにあるブーランジェリー(パン屋)&カフェのPAULに立ち寄った。広々した店内で居心地がよい。

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カフェ・クレーム。要するにカプチーノかな。


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そしていつものサントリーホールへ。

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指揮:準・メルクル
チェロ:エドガー・モロー
東京都交響楽団
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メンデルスゾーン:序曲《フィンガルの洞窟》 op.26
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調op.104
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シューマン:交響曲第3番 op.97 《ライン》
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 プログラムは、シューマンの交響曲も含めて、民族的な香りと明るさを感じさせる曲目だった。
中でもシューマンのラインは、作曲した頃のシューマンの心情(クララとの結婚生活、新任地ライプチヒでの希望)がかなり色濃く反映していて、それが素直に感じられた。

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 エドガー・モローのチェロも素晴らしかった。

 月末に聴く予定の二期会公演「ローエングリン」も準・メルクル&都響の演奏なので楽しみだ。

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2018-01-14

アルカディア少年少女合唱団『新春コンサート』

年末のアルカディア音楽祭で聴いたアルカディア少年少女合唱団。その合唱団の新春コンサートがアルカディア小ホールで開かれた。

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<アンサンブル>---------------------------------------
空高く
With You Smile
大切なもの
旅立ちの時
ハナミズキ
<合唱ミュージカルファンタジー>--------------------------
「天使になりたかった狸」より
 ポンポココンコン化け比べ
 出雲から来た白うさぎ
 けなげな狸
 ああ神様
 遠いはずの星さえ
 愛
<アンコール>-----------------------------------------
スキー
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小学3年生から高校2年生までの20名ほどのメンバー。男の子は2人であとは女の子。
相変わらずすがすがしい声を聴かせてくれた。一番良かったのはアンコールの「スキー」かな。アルカディア音楽祭の時にも歌ったけど、このメンバーにぴったりだ。

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