カテゴリー「映画・テレビ」の47件の記事

2009-11-27

楽しみな散歩関連番組あれこれ

趣味の東京散歩とスタンスを同じくするような、いわゆる街歩きをテーマにしたテレビ番組はいくつかあります。ここではそのいくつかを紹介します。

ちなみに家のテレビは東芝REGZAですが、こいつはHDD内蔵できわめて簡単に手軽に録画予約や録画再生を楽しめます。(田舎の77歳になる母親でさえ使いこなしていますから)
そしてこいつには「連ドラ予約」というボタンがあって、番組を視聴中に押すと自動的に毎週あるいは毎日など、番組の周期を自動追跡して毎回録画予約してくれる便利なものです。以下の番組はいずれもこの連ドラ予約リストに入っていて見る見ないにかかわらず録画されていきます。(もちろんつまらなそうな回は即削除ですけど)

■東京の散歩道(BSフジ)
http://www.bsfuji.tv/top/pub/sanpo.html

 散歩者目線で街歩きをする番組です。一番の特徴は目線で撮影するカメラにあります。とてもスムーズに移動するのでカメラマンの方は相当訓練しているのではないでしょうか。手ぶれ防止ならぬ大がかりな体揺れ防止装置に取り付けたカメラで撮影しているようです。以前撮影の様子を紹介していました。
 特徴的なのがナレーターが「おやじ」になりきっていること。つまり番組の視聴者をシニアの男性に設定していることですね。散歩の途中によくビール飲みますから(笑)
 残念なことに二十数話放送された後はずっとそれらの使い回しの再放送に終始していること。もう2年くらいは新作が出ていないのではないでしょうか。続きを切に望みます。 

■東京ウォーキングマップ(TBS)
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/9848/

 この番組を見ているあるいは知っているという人は相当の散歩マニアではないでしょうか。なにしろ放送時間が日曜の早朝5:15から15分間というかなりマイナーな番組なんです。
 だけどおもしろいですよ。「散歩師」と言われる人たちが毎週入れ替わり立ち替わり街歩きをしますが、それぞれの得意分野や好きな分野がテーマとしてあり、散歩師の視点で番組の雰囲気を作り上げています。
 建物の専門者、銭湯にこだわる人、坂道学会会長、地形にこだわる人・・・毎週バラエティーに富んだ散歩を楽しむことができます。

■ブラタモリ(NHK総合)
http://www.nhk.or.jp/buratamori/

 わりと最近放送が始まった番組。ご存じタモリが江戸古地図や地形図を元に街をぶらぶらして街並みに隠されていく謎を読み解いていくということを軸に、ある分野に造詣の深いゲストを交えて歩きながら街のいろいろな側面を楽しんでゆきます。おすすめです。

■空から日本を見てみよう(テレビ東京)
http://www.tv-tokyo.co.jp/sorakara/

 これもこの秋から始まった番組。空からテーマに沿って地上を撮影し、そこでみつけたものを実際に訪ねていくという構成の番組。先週は日光~中禅寺湖を巡りましたし、今週は首都高環状線にそってぐるっとまわるというとても興味深い取り上げ方をしています。なによりも空からいつもの街を見ると位置関係が新鮮につかめてきますし、いつも見ている建築物が「あんな形をしていたんだ」とか楽しめます。

■ぶらり途中下車の旅(日本テレビ)
http://www.ntv.co.jp/burari/

 これは長寿番組ですね。もう20年くらい続いているのではないでしょうか。首都圏を中心にある区間の鉄道沿線を途中下車しながらいろいろなお店などを訪ね歩くというような構成です。
 毎週「旅人」と呼ばれる人が街歩きをします。印象が強いのは車だん吉さんですね。

■世界ふれあい街歩き(NHK-BS)
http://www.nhk.or.jp/sekaimachi/

 こちらは世界のいろいろな街を歩く番組。作り方はBSフジの東京の散歩道と同じように目線に置いたカメラで撮影しナレーターが散歩者に成り代わって語るというものです。スタンスが人々との交流をほのぼのと描くというところに置かれています。その街とそこに暮らす人々とふれあうという狙いの構成。

上記の番組に共通しているのは、街の地図を表示し、そこに歩くルートを表示して視聴者に散歩の状況を想像させるということです。街歩きって楽しいですよね。

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2009-10-11

天気がよかった今日

今日は天気がよい日曜でしたね。

午前中、錦糸町楽天地シネマで映画『さまよう刃』を見てきました。

20091011_today01

・映画「さまよう刃」公式サイト
http://yaiba.goo.ne.jp/

東野圭吾の小説を映画化したこの作品、中学生の娘を強姦殺人された父親の気持ち・行動と少年法という法律に基づいて動く刑事を対立軸とした筋立てとなっています。

原作は読んでないのですが、寺尾聰扮する被害者の父親に強く感情移入します。だけど、揺れ動く若手刑事の気持ち、父親の気持ちを解きほぐそうとする女性など、救われる設定がいくつかあるので、ラストの出来事も含めて気持ちよく見ることができました。

さて、午後は地元人形町に戻り、今開催中のてんてんまつりのイベントのひとつ、日本橋中学校吹奏楽部の演奏を楽しみました。

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中央区のイベントではすっかりおなじみのこの団体、ほんときびきびしてるし、演奏はうまいし大ファンです。今日も4曲と少なめでしたが久しぶりに楽しませてもらいました。

この写真の場所は人形町通りと甘酒横町の交差点。バックに親子丼で毎日行列ができる「玉ひで」が見えます。

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2009-09-30

タモリの新番組『ブラタモリ』開始!

タモリのテレビ番組と言えば『タモリ倶楽部』がピカイチに光っていますが、このたびNHKから勝るとも劣らない新番組『ブラタモリ』がレギュラー開始されるとのこと、感涙の極みです。

http://www.nhk.or.jp/buratamori/

東京散歩でも何回かタモリの日本坂道学会に触れていますけど、タモリは街歩きマニアです。街のそこここに顔を見せる何気ないものから空想の世界が広がっていくんですね。タモリ倶楽部では、橋げた後から昔の川の流れを追ったり、石垣の断片から江戸時代の生活を想像したり、道路の地下鉄換気口から下を走る電車に思いをはせたり、ととどまるところを知りません。

今回の新番組『ブラタモリ』は、古地図を片手にブラブラ歩きながら、そこに名残を残す昔の生活やモノを辿っていこうという番組。まさにタモリ倶楽部の街歩き編を豪華にしたような番組のようです。

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【2009年10月1日午後10:00~10:43 NHK総合放送】

第1回 早稲田をブラタモリ
第1回はタモリさんの母校、早稲田大学にお邪魔しました。
知られざる“明治時代の早稲田”の姿に学生たちもビックリ!
近くを流れる神田川に行ってみると、そこには新宿区と豊島区の
不自然な境界線が・・・その謎にタモリさんが迫ります。
川沿いには、広大な庭園があります。そこは江戸時代の大名屋敷だったんです。しかし、タモリさんの目に映っていたのは何と縄文時代の風景でした・・・。
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2009-09-28

2つの「社会派ドラマ」

先週、2つの社会派ドラマが最終回を迎えました。

・「再生の町」NHK土曜ドラマ
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http://www.nhk.or.jp/dodra/saisei/

・「官僚たちの夏」TBS日曜劇場
20090928_dorama02
http://www.tbs.co.jp/kanryou09/

両方ともとても見応えのあるドラマだったので一緒に終了すると寂しい。

「再生の町」は夕張市の財政破綻に端を発した地方財政をテーマに取り上げた異色のドラマです。大阪の架空の町「なみはや市」で問題になっている財政赤字を脱却するためにプロジェクトチームが組まれ、一律15%削減を目標に市役所内外の現場を駆け巡り、最後は進行中だった巨大プロジェクトの中止とそれに絡む政治と利権の問題がクローズアップされます。

ドラマに登場する人々の「自分たちの町」への思いがいろいろな角度から取り上げられていることがこのドラマを面白くしていた要因だと思います。

もう一つの「官僚たちの夏」は、城山三郎の小説が原作(読んでないですが)。戦後の復興期から高度成長を遂げる昭和30年~40年の日本の産業を引っ張っていく通産省官僚の「思い」を描いたドラマです。民主党政権誕生と期を一にしたわけですが、それは意図されたのか偶然かわかりません。ですが「脱官僚主導」をキーワードに掲げている新政権でイメージされる官僚と、このドラマで描かれる官僚にはかなり隔たりがあることは確か。

この2つのドラマを比較すると、個人的には「再生の町」のほうが面白かった。それはたぶん日本の現代の問題を描いているというバックボーンも理由にあるだろうけど、ドラマ制作の姿勢がNHKらしい「まじめさ」を感じさせたからかもしれません。「ハゲタカ」でもそうだったけど、こういう硬派な内容を人間性のクローズアップを交えて描ききる力はNHKならではです。

「官僚たちの夏」ももちろんまじめに取り組んだ面白いドラマなのだけど、はやり今のこの時代に高度経済成長期の親方日の丸軍団の官僚の活躍を描いても「でもなあ」っていう気になってしまうところが損をしてたかな。

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2009-09-08

映画『昭和八十四年』

2009年=昭和八十四年、この映画は、想像を絶する戦中、戦後を生き抜いている86歳の証言を軸に構成しているドキュメンタリー映画です。

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戦時中ニューギニアでの現地住民の殺害、BC級戦犯としての巣鴨プリズンでの生活、その後手に入れた幸せの中で授かった息子に降りかかったサリドマイド問題の掘り起こし。淡々と語られるその内容のなんと重いことでしょう。86歳にしてまだまだ戦っています。

戦争に関しては、そこに至った経緯や、責任問題、天皇の関わり、現地住民の殺害などさまざまな論点がありますが、この映画の主人公飯田進さんは、自分が見たもの、行ったこと、降りかかったことについて、自分なりにずっと考え行動しているようです。住民を殺したという事実もそうですし、ニューギニアで餓死していったたくさんの同僚達、戦後内地に帰ってきたときの瓦礫の山、裁判でのBC級戦犯認定、巣鴨プリズン留置。それら自分の体験してきたことに対して自分なりに考え、その後の人生を懸命に生きてこられたんですね。

そういう生き様を見ると、口先だけで戦争問題を語るのが恥ずかしくなってきます。

サリドマイド問題への関わりもそういう延長でやってこられたのでしょう。

この映画はそんな一人の人間の生き様を証言を通して描いています。

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この映画の上映館は渋谷の「アップリンク X」というところです。「日本一小さな映画館」とうたっていますが本当にこじんまりとしていて、スクリーンも横幅3mくらいで、実際上映は天井についているプロジェクターで行っていました。スピーカーはむき出し。床にならべられた様々な椅子はすてきです。普通の椅子もあれば、私が座ったやつみたいにゆったりと身体を包み込むようなソファーの様な椅子もあります。

この映画館で上映しているのはもちろんメジャーな作品ではなくマイナー作品が中心。今回のようなドキュメンタリーが多いようですが、「THE ダイエット」などおもしろそうなものもやっているようです。

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2009-07-11

怨み屋本舗 REBOOT

このドラマ好きなんです。『怨み屋本舗』。

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・テレビ東京サイト
http://www.tv-tokyo.co.jp/uramiya/

「復讐」という言葉に昔から惹かれるものがありました。相手に明らかに悪意がある。こちらに明らかに正義がある。なのに相手は何事もないようにぬけぬけとしている。こんなシチュエーションの時、私はどんな手段でも相手に制裁を加えたい衝動に駆られます。たとえ正規な手段でなくても、相手にダメージを与えたい。

そんな思いを請け負ってくれるのが「怨み屋本舗」です。

原作はマンガですが、テレビ東京のドラマも今回で間に2つのスペシャルを挟んでシリーズ再登場というのもうなずけます。

昨日の第1回は高校の裏サイトを舞台にしたいじめで自殺に追いやられた生徒の母親が、いっこうにいじめを認めない学校や警察に負けそうになり自殺を図ります。

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そこにどこともなく木下あゆ美分する怨み屋が現れて「死んでもなんにもならない」と1枚の名刺を渡していくんです。

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これパターンです。

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いいなあ、これ。怨み屋に制裁を加えてもらいたいやつたくさんいるのに(こわ!)

とにかく、心の奥底にある「復讐」という火種に油を注いでくれるような麻薬のようなドラマです。

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2009-06-29

映画『扉をたたく人』

映画『扉をたたく人』を見てきました。(恵比寿ガーデンシネマ)

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・「扉をたたく人」公式サイト
http://www.tobira-movie.jp/

妻を亡くし心を閉ざして生きていた大学教授が、ニューヨークで知り合った不法滞在移民の青年との出会いを通し、心を開いていく過程を描いています。

センチメントにならず、移民問題をからめながら、主人公の大学教授の心情の変化を見事に描いていると思いました。私としては「おすすめ」です。

主人公が青年の母親に自分のこれまでの生活を告白して「忙しいふりをしていただけだ。仕事をしているふりをしていただけなんだ。」と言った時は思わずドキッとしました。

映画の中でキーアイテムになっている「ジャンベ」ですが、誰もが一度はテレビなどで見たり聴いたりしたことがあるでしょう。アフリカの民族楽器です。とても楽しそうで映画を見ながら思わず「習ってみようかな」(笑)と真剣に思ったほどです。でもマンションじゃ練習できないし~、とか真剣に悩みました、映画見ながら(笑)

ロビーに実物がさりげなく置かれていたのが心憎い演出。

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実は恵比寿ガーデンプレイスって始めて足を踏み入れました。(遅れてる!)

映画を見終わった1時過ぎ、38階の展望レストラン<千房>でお好み焼きを食べながら遅めのランチ。写真は林試の森公園方面の眺めです。

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2009-03-17

映画『イエスマン』

久しぶりに試写会に当選したので、今日見に行ってきました。場所は九段会館、会場30分前でも長蛇の列。いつも試写会ってみんな早くから並んでいます。自由席だからか。

それで見た映画は『イエスマン』。「高須クリニックプレゼンツ」って冠が付いていますが、あのCM「イエス!高須クリニック!」っていうやつのノリでスポンサーになったのでしょう。

試写に先立つステージに登場して院長自らが映画のことをインタビューに答えていろいろと話していました。

そのインタビューには何でか山本モナさんも登場していました。「ポジティブに生きる」という映画のテーマにふさわしいゲストとか(笑)

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それで肝心の映画ですが(笑)

・公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/yesman/

ストーリーに荒唐無稽な感じがあったものの、「ポジティブに生きていれば、きっと何かが始まる」というテーマらしく元気がもらえる内容でした。

「イエスマン」というと世間一般的には、自分の意見を言わず他人の言いなりにしか行動できない人間を指しますが、この映画では「ノーと言わずにイエスと言うことから新しい人生が始まる」と、「つまり後ろ向きにならず前向きに生きてみようよ」という内容です。好きですね、こういうストーリー。

もちろん「何でもかんでもイエスと言えばいいのか」という問題が途中から出てくるのですが、スタンスとして「イエス」という方向性は持っていたいと感じました。

(でも、「イエス!高須クリニック」とはならないよ(笑))

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2008-11-10

釣りバカ日誌19

毎年恒例の釣りバカ日誌、今日見に行ってきました。

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http://www.tsuribaka-movie.jp/

このシリーズを見るのは「男はつらいよ」から数えてもう20年以上毎年恒例になってます。(つまり結婚してからということで(^_^;))

まあ、毎回毎回他愛もなくちょっとほろりとさせる軽いタッチの内容なのですが、劇場で一緒に見てるおじさんおばさんたちと笑いを共有するのもまた楽しです。

年のせいか、スクリーンみてるだけでじわ~っと涙がにじみ出てくるのも暗いから許せるか。(目が疲れてるだけだとの節もありますが)

スーさんもかなりよぼよぼの会長さんになっちゃったけど、ハマちゃんも貫禄がついてきちゃいましたね。昔みたいにはちゃめちゃは少し影を潜めてきています。いつまで続くんだろう。

最近のこのシリーズ、入場料が1000円均一という設定になっていますが、いろいろとお土産をくれるのも特徴です。今日はなぜか永谷園のフリーズドライの味噌汁とお茶漬けを一袋ずついただきました。

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過去にはお米1キロとかいただいたこともありましたよ。

☆☆☆過去の記事

・映画『釣りバカ日誌18』
http://guiter.cocolog-nifty.com/bare/2007/09/post_61b1.html
・お盆恒例 釣りバカ日誌17
http://guiter.cocolog-nifty.com/bare/2006/08/post_6896.html
・ちょっと変わった京都旅行
http://guiter.cocolog-nifty.com/bare/2005/09/post_bd35.html
・釣りバカ日誌15
http://guiter.cocolog-nifty.com/bare/2004/08/post_1.html

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2008-10-04

映画『宮廷画家ゴヤは見た』

「カッコーの巣の上で」「アマデウス」ですばらしい映画を作ってくれたミロス・フォアマンの最新作です。原題は"GOYA'S GHOST"なのですが、邦題は「宮廷画家ゴヤは見た」です。まるで「家政婦は見た」のノリですね(笑)

・公式サイト
http://www.goya-mita.com/

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この映画の時代背景は18世紀スペイン、カトリック教会の異端審問が権力を持っていた時代です。異端審問を執行する側の神父とユダヤ教だと嫌疑をかけられ拷問で告白させられ監禁された商人の娘との関係を軸に、二人の肖像画を描いたゴヤの目を通して時代を見つめていく物語です。

「アマデウス」以来のフォアマンの作品だったので、期待して見たのですが、どうもダイレクトに気持ちに訴えるところがなかったですね。

異端審問に見られる、権力側の体制保持の醜さ。ナポレオンのスペイン侵略に見られる「自由」という名を借りた新たな権力の台頭。それらを画家ゴヤの目を通して客観的に描き出していく表現はすばらしいものでした。見にくい場面のリアルすぎるくらいの映像はミロス・フォアマンならではの表現でしょう。

だけど、「だから何」という部分がダイレクトには伝わってこなかったのです。チェコスロバキアで生まれ、その混乱を目の当たりに見てきたフォアマンは、その頃の体験と18世紀のスペインの状況を重ね合わせたということです。それはそれでわかりますけど、妙に神父と娘の愛、みたいなところに焦点を当て、ラストもそこに落ち着いているところが腑に落ちませんでした。

この娘役の女優はナタリー・ポートマンでスター・ウォーズのエピソード1から登場するアミダラ姫役で有名です。

まあ、今ひとつ伝わるところがなかったのですが、時間をおいて再度見てみるとまた違う印象になるのかもしれません。少なくとも映像はミロス・フォアマンらしくすばらしく雰囲気が出ていますし、一時18世紀のスペインに浸ることが出来ました。

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