カテゴリー「映画・テレビ」の74件の記事

2020-02-24

ベルナルト・ハイティンク「わが音楽人生」

NHK-BSで放送されたプレミアムシアターの中で、指揮者のベルナルト・ハイティンクのインタビュー番組があった。
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ベルナルト・ハイティンクは、私がクラシック音楽をマニアぶって聴き始めた若い頃、オランダのコンセルトヘボウ管弦楽団の常任指揮者だった人で、多くの録音を聴いた。

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そのハイティンクが90歳を前に引退するという。番組ではこのインタビュー番組の後に昨年のザルツブルク音楽祭でウィーンフィルを演奏したブルックナーの第7番を聴くことができる。(それはまだ楽しみにとってある)

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この1時間ほどのインタビューを見て、いまさらだけどハイティンクという指揮者に親しみを覚えた。
彼は何度も「自分のことを話すのが苦手」と言っている。だけど「オーケストラ団員に敬意を払って向き合うといい演奏をしてくれる」と。
また、コンサートに臨むためにスコアを読むが、常に新しい(過去の書き込みなどのない)スコアを用意して向き合うところから始めるそうだ。
だけど挿入されたリハーサル映像を見ると、細かく妥協なしに仕上げていく厳しい指揮ぶりに圧倒される。

あらためてマーラーやブルックナー、ベートーベンなどに向き合ってみようかなと思った。

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2020-02-14

クリントイーストウッド監督『リチャード・ジュエル』

クリントイーストウッド監督作品『リチャード・ジュエル』をTジョイ長岡で見てきた。
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1996年アトランタオリンピックの際に実際にあったという出来事を映画化したものだ。
主人公のリチャード・ジュエルは警備員。野外ライブの会場に爆発物があるのを見つけ、人々を避難させる。それがマスコミに取り上げられ一躍時の人となるが、FBIと地元新聞記者により一転容疑者として非難の渦中に放り込まれる。
昔からリチャードを知っていた弁護士と助手、そして母親の助けにより無実を晴らしていくというストーリー。

日本での2つの出来事を思い出した。ひとつは松本サリン事件でやはり警察とマスコミによって犯人に祭り上げられた河野さん。もうひとはstap細胞でやはり時の女性から一転悪者にされ、マスコミに袋叩きにあった小保方さん。

警察(もしくは司法)という権力、それにマスコミという権力に踊らされる私たちを戒めないといけないと思った。

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2020-02-08

映画『ラストレター』

岩井俊司監督の「ラストレター」を見てきた。
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福山雅治、松たか子、広瀬すずなどが演じる世界はとても居心地が良い。

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福山雅治は昨年観た「マチネの終わりに」に引き続きの出演。

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上野広小路のTOHOシネマズ上野

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この映画のキーは「手紙」だと思う。主人公が作家、そして図書館書士と、文字・文章にかかわる仕事をしている人からもつながる。
実はストーリーの最初ではラインの友達交換をQRコードで行うことから交流が始まるのだけど、それがスマホの水没で頓挫。
そして松たか子が福山雅治に手紙を書く。福山雅治が返事を書くけど、それを娘たちが読み、返事を書く。姑が見知らぬ男性に送った手紙。その手紙の思わぬ内容!そして高校生時代に送った手紙、お互い別れてから送った手紙。亡くなる前に送った手紙。

一つ一つの手紙が心地よく。心に染み入る。書いた人、受け取った人の気持ちが感じられる。

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それと、映像が美しい。子供たち、高校生、家族。あたたかなさわやかな映像が目の前に広がっていく。

観て良かった。

関係ないけど、見終わった後、石焼ビビンバを食べたくなり上野の「土古里(とこり)」にいった。ビビンバは久しぶりに食し堪能。
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その後デザートとして食べた、スノーアイスなるものが美味しかった。本当に雪のような触感のアイスだった。





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2020-01-20

「男はつらいよ」2つのアナザー・ストーリー

昨年の秋にずっと連ドラ録画で溜まっていた番組があった。
NHK総合で放送していた「少年寅次郎」(全5回)だ。
また、年が明けてからやはりNHKBSで「贋作 男はつらいよ」も放送していている。

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今上映中の映画「男はつらいよ お帰り寅さん」の流れでドラマ化されたのだろうと思う。
撮りためていたのだが、この度見始めた。そしたら面白いのである!

■少年寅次郎

寅さんの人間形成がどのようにされたのかがよくわかるドラマだ。

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小学生の頃の寅さん(似ている子役を見つけたものだ)

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これは子供の頃のさくら

このドラマは面白い。あの寅さんの憎めない性格がどのように形成されたのかがすごくよくわかる。
そして、心にじんわりと優しさが伝わってきて、毎回涙が出る。
必見のドラマだ。

■贋作 男はつらいよ

こちらは「贋作」といっているように映画に似せて別な寅さん一家を描いたドラマ。

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舞台は大阪。ドラマはとても面白いけど、男はつらいよの魅力の大きな要因にあの音楽、テーマ曲があることを認識させてくれた。山本直純作曲のあの曲だ。イントロの出だしの音を聞いただけで一瞬にして寅さんの世界に入っていく。それがこのドラマでも、いや贋作だからこそ音楽がキーになっているのかもしれない。







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2020-01-07

ふたたび「スカイウォーカーの夜明け」を観る

暮れに「スターウォーズ スカイウォーカーの夜明け」を観ましたが、エピソード8あたりを見逃していたらしく、ストーリーが頭の中でつながりませんでした。

それで正月にAmazon Primeでエピソード1から8までを一気に観ました。
その上で再度エピソード9にあたる「スカイウォーカーの夜明け」を観たわけです。
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映画館は長岡にあるTジョイ長岡。初めて訪れました。

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平日の午前10時にもかかわらず結構な人が観ていました。

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ストーリーはうまくつながったのですが、見ているうちに気を失っている状態を何度か繰り返しました。これは暮れに見た時も同じ。ストーリーがうまくつながらずに眠くなったのかと考えていたのですが、今回も同じ状態に。
いろいろ考えて、あのドルビー大音響が眠気を誘っているのではないかと疑っています。



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2020-01-02

寅さんと素盞雄神社初詣

東京の正月は晴天だ。今頃は見附ではかなり雪が降っている事だろう。

■男はつらいよ お帰り寅さん

昔は正月と言えば必ず「男はつらいよ」を見ていたものだ。
今年の正月はその気分を久しぶりに味わえるということで、上野に出かけてきた。

「男はつらいよ/お帰り寅さん」と題されたこの映画。寅さん一家のその後を描いているのだけど、過去の寅さん映像が4Kリマスタリングされて進行する。

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現在のストーリーは作家として歩みだした満男と高校生の娘が中心となる。「え!あの満男が作家?」とびっくりしたけど、失敗の連続続き、そのたびに寅さんに人生を教えられてきたからこそなのかもしれないと、見ているうちになっとくした。それにしても娘はとてもいい子に育った。診ていて気持ちが良い。

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それにしても、相変わらず山田洋次の世界は、観ていて涙がじんわりと出てくる。
後藤久美子も久しぶりに見た。
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ラストで娘が父親の満男に「おかえりなさい」と一言いうのがいじらしかった。


この映画は寅さんシリーズ第一作の50周年ということらしいが、可能な限りこの世界を作り続けていってもらいたい。

■素盞雄(スサノオ)神社

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上野から日比谷線で南千住へ。10分ほど歩いて日光街道に突き当たると、向かい側に素盞雄神社が見えてくる。

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古事記や日本書紀でおなじみのスサノオが由緒とのこと。こんなダイレクトな名前の神社があるとは初めて知ったけど、いとこの親戚にあたるという話を聞き、訪れてみた。

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なかなかにぎわっていた。荒川区内随一の氏子区域を持つ神社とのことだ。

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竜の手水舎

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ここまで無事に生きてこれてどうもありがとうございます。

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神楽殿では相撲甚句が披露され気分を盛り上げていた。

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富士塚 浅間神社

今年も目標に向かって一歩一歩進んでいこう。

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2019-11-23

映画『マチネの終わりに』

TOHOシネマズ上野で映画「マチネの終わりに」を見てきました。
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久しぶりに人間の心理の深いところを描き出した映画を観たような気がする。もう一度じっくりと観てみたいと感じた。
「未来が過去を変える」という言葉は考えさせられる。
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それとこの映画の大きな魅力はクラシックギターが大きく取り上げられていることだ。主人公はクラシックギタリストなので、ステージでの演奏シーンがたくさん登場する。福山雅治が大聖堂を弾いている!とびっくりしてしまった。演奏は福田進一の吹き替えだと思うけど、指の動きはうそっぽくない。
師匠役の古谷一行もそうだ。

併せてバックに流れる音楽が代表的なクラシックギター曲なのがうれしい。特に私が若い頃オーディションを受けた時に弾いた曲「ガボット・ショーロ」が朝のまどろみとともにゆったりと流れたのはうれしかった。かなりゆったりと歌っていて「こんなにゆっくりと弾いてもいいんだ」と嬉しくなった。
その他バッハの無伴奏チェロ組曲やアルベニスのアストリアスなど、この映画の雰囲気にぴったりだった。

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映画のあと、同じビル(パルコ)内のカフェ「HARBS」へ。

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ランチとしてペスカトーレを久しぶりにいただいた。デザートのチーズケーキも美味しかった。

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2019-10-20

蜜蜂と遠雷

映画「蜜蜂と遠雷」を見てきました。最近、ピアノ、ピアニストを取り上げた映画が作られる機会が多いですが、こちらは恩田陸の同名小説を映画化したものです。

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新宿歌舞伎町の東宝ビル(旧コマ劇場)にあるTOHOシネマズ新宿。新宿駅東口から歩いていくと、正面からゴジラが迎えてくれます。

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ちょっと早めの9:20開始。

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ピアノコンクールにいどむ4人の、それぞれの思いを、お互いに受け止めあいながら、最後は自分の気持ちを乗り越えて演奏に臨みます。
コンクールでの演奏シーン以外にもたくさんの演奏シーンが登場するのですが、楽しかったのは月を見ながら即興で「月の光」「ペーパームーン」「月光ソナタ」を連弾で弾くところは最高でした。

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あとはやはり、主人公が子供の頃を思い出すシーン、雨音を聞きながらピアノで音にするよう促されて、おかあさんがそれに合わせてショパンの雨だれを合わせていく最後のシーン。ジーンときましたね。

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TOHOシネマズの1スクリーン。コンパクトで落ち着いて鑑賞できました。

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2019-04-29

映画『グリーンブック』と板橋仲宿散歩

池袋HUMAXシネマズで遅ればせながら「グリーンブック」を見てきた。

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黒人に嫌悪感を抱いていた主人公が、ひょんなことから黒人ピアニストに使える運転手になり、黒人差別の激しい南部へのツアーに同行することになる。ぶつかりながらもしだいに信頼関係が芽生えていく。
話には聞いていたけど、ラストのラストでこみ上げるものがどっと出てきた。こんなにもおなかの底から感情が湧き出てくるなんて久しぶりだった。 

 

お昼をとった後、本蓮沼までウォーキング。
池袋駅北口の地下道を渡り山手線の外側に出て平和通りを通り川越街道までまっすぐ。
その後、川越街道を渡りさらに北上して板橋区役所から中山道仲宿通りに入った。

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あとは賑やかな仲宿商店街をさらに北上していった。

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板橋区の名前の由来となる「板橋」を渡る。
実は、今、新聞小説で連載中の宮本輝の「灯台からの響き」の最初の舞台は、ここ板橋仲宿商店街のラーメン屋なのだ。
もう一度見ておきたかった。

ほどなく環七を横切って、スタートから1時間ちょっとで到着した。
久しぶりの東京散歩、気持ちよい汗だ。

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2017-11-10

タモリ倶楽部「鉄道カラオケ」

新潟県でもタモリ倶楽部が放送されていて、楽しみに見ている。(ただしテレビ朝日より何週間か遅れての放送)

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タモリ倶楽部はタモリの趣味趣向に沿っていろんな題材が取り上げられるんだけど、なんといっても鉄道ネタが一番面白い。各鉄道会社も協力的だ。

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今回は「鉄道カラオケ」という聞きなれないテーマでの放送。協力鉄道会社は京浜急行。広報部の大久保さんという女性が出演。車掌を経験してから広報に行ったという。

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鉄道カラオケって何かというと、電車内での車掌のアナウンスや運転手の確認点呼などを実際の運行映像を見ながら字幕に沿ってマイクで話すというもの。これは楽しそうだ。品川にあるというこのカラオケルームは京急の監修によるもので、運転席にはマスコンもある。

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今回の番組の中で個人的に一番受けたのは、カラオケ曲(?)の登録操作のところ。端末を操作するときにタモリが「みどりの窓口で端末操作するときは、キーを押した後必ず横のほうに1回指を戻すんだよね」ってやってみた。これは「あるある」って一人で大笑いしてしまった。

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運転手タモリ、車掌大久保さんで歌った(?)のは京急の金沢八景~金沢文庫間。

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普通のカラオケと同様アナウンス文が画面に字幕として出るのでそれをしゃべる。映像は実際の金沢八景から金沢文庫までの運転席からのものなのでリアルだ。やってみたい!

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番組の後半は大久保さんを囲んで「いろんなヒミツを聞いてみよう 京急の車掌から」という楽しそうなコーナー。

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訓練は師匠と呼ばれる教官に弟子入りするそうだ!
確かに女性車掌はよく目にするようになったけど、まだ1割くらいしかいないのか。

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これは京急で車掌が使っているというダイヤ表。朝の過密ダイヤ時のページだそうだが、これをみてすぐに何か判断できるのだろうか。作る方も使う方も大したものだと思う。

それにしても「鉄道カラオケ」誰が考えたのだろう。面白そう。

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