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2020年2月

2020-02-24

ベルナルト・ハイティンク「わが音楽人生」

NHK-BSで放送されたプレミアムシアターの中で、指揮者のベルナルト・ハイティンクのインタビュー番組があった。
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ベルナルト・ハイティンクは、私がクラシック音楽をマニアぶって聴き始めた若い頃、オランダのコンセルトヘボウ管弦楽団の常任指揮者だった人で、多くの録音を聴いた。

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そのハイティンクが90歳を前に引退するという。番組ではこのインタビュー番組の後に昨年のザルツブルク音楽祭でウィーンフィルを演奏したブルックナーの第7番を聴くことができる。(それはまだ楽しみにとってある)

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この1時間ほどのインタビューを見て、いまさらだけどハイティンクという指揮者に親しみを覚えた。
彼は何度も「自分のことを話すのが苦手」と言っている。だけど「オーケストラ団員に敬意を払って向き合うといい演奏をしてくれる」と。
また、コンサートに臨むためにスコアを読むが、常に新しい(過去の書き込みなどのない)スコアを用意して向き合うところから始めるそうだ。
だけど挿入されたリハーサル映像を見ると、細かく妥協なしに仕上げていく厳しい指揮ぶりに圧倒される。

あらためてマーラーやブルックナー、ベートーベンなどに向き合ってみようかなと思った。

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2020-02-18

「超一流の雑談力」安田正著

「雑談力」。私に最も足りない力かもしれない。何しろ人と話すのが苦手だ。数人の会話の一員の場合は特に、ほとんど自分の発言を差しはさむことはできない。

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ひょんなことから著者の安田さんのセミナーを受け、本も入手し、今回読んでみた。
安田さんは私と同年配の方。常ににこにこしていて、丁寧な方だった。

私たちが生きて行ったり仕事をしていったりするうえで、人とのコミュニケーションが大切なのは当たり前。
そしてコミュニケーションを円滑に行うために「雑談力」がキーになる、というのがこの本のコンセプトだ。
合計38個の項目について解説されていて、毎日ひとつづつ読み進めていった。それぞれが納得できる内容になっていて、とても面白く読みやすい。

第6章に「相手によって話し方や話題を変える」という内容がある。この中で人間を5種類のタイプに分類し、タイプごとに話し方を解説している。面白かったのは私自身のタイプが「控えめタイプ」に非常にあてはまるなと思ったこと。

・人あたりが良く、「やさしい」「ソフト」な印象を与える
・うなずきながあら相手の話を聞く
・「そうですね」「そのとおりですね」と相手に共感をする
・あまり自分の意見を言わないため、気持ちや考えがわかりにくい
・主張をしないため集団の中では目立たない

といった特徴を持っているタイプだ。
このタイプの人の話し方を説明している中で「よく黙り込むことがある」と指摘している事。それに対して「困っているのでなく、自分の中で考えて、飲み込んでいる作業なのです」と言っている。私も人から「なんで黙り込むの?」と言われることが多いけど、このように理解してもらえると非常に気が休まる。

「雑談」と言っているが、通常の会話において、コミュニケーションをとるためのポイントがたくさん書かれていて、「なるほど」と思うことが多い。ひとつでもふたつでも見返しては実践していきたいと思う。

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2020-02-17

ホテルオークラ新潟でランチ&ティー

新潟市の萬代橋のふもとにたたずむホテルオークル新潟。そのレストランでランチビュッフェをいただいてきました。

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ビュッフェというと多く取りがちなので控えたつもりだったのですが、やはりおなか一杯に。
しかも、チョコレートスイーツフェアというのもやっていて、何種類かのケーキとコーヒーも2杯いただき、満足。

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3Fに上がったところ、萬代橋が見渡せるティールームがあったので、ティータイムをしました。
しばしのお上りさん気分。
天気予報は雨だったけど、ご覧のように青空に映えた萬代橋をみることができました。

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2020-02-14

クリントイーストウッド監督『リチャード・ジュエル』

クリントイーストウッド監督作品『リチャード・ジュエル』をTジョイ長岡で見てきた。
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1996年アトランタオリンピックの際に実際にあったという出来事を映画化したものだ。
主人公のリチャード・ジュエルは警備員。野外ライブの会場に爆発物があるのを見つけ、人々を避難させる。それがマスコミに取り上げられ一躍時の人となるが、FBIと地元新聞記者により一転容疑者として非難の渦中に放り込まれる。
昔からリチャードを知っていた弁護士と助手、そして母親の助けにより無実を晴らしていくというストーリー。

日本での2つの出来事を思い出した。ひとつは松本サリン事件でやはり警察とマスコミによって犯人に祭り上げられた河野さん。もうひとはstap細胞でやはり時の女性から一転悪者にされ、マスコミに袋叩きにあった小保方さん。

警察(もしくは司法)という権力、それにマスコミという権力に踊らされる私たちを戒めないといけないと思った。

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2020-02-11

ピアノレッスンNo.199『大脱走のマーチ』

アップロードは2020年になってしまいましたが、2019年映画音楽シリーズの最後は映画「大脱走」のマーチです。ピアノで弾くのは珍しいですよね。

使用楽譜:「やさしく弾けるピアノソロ オールディーズ スクリーン名曲集」kmp

Digital Piano : ROLAND HP702
Recorder : Olympus LS-20M
Editor : PEGASYS TMPGEnc Vdeo Mastering Works 7

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2020-02-08

都響プロムナードコンサート No.385

今年度4回目のプロムナードコンサート。
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今年度は【五大陸音楽めぐり】と題して、世界中の名曲を巡っています。
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今回は「音楽の世界遺産~不滅の名曲集~」と題して、耳なじみの名曲ばかり集めたプログラムだ。
指揮は名匠小泉和裕。

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通い慣れたアークヒルズ、カラヤン広場、サントリーホール。

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このプログラムを見よ!
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ああ、涙が出そうなくらいワクワクする。
特に大好きなガイーヌが前半の締め、大好きなアルルの女が後半の締めだ。

小泉和裕率いる都響は、ステージ全体が揺れるくらい、音楽に乗って演奏する。
レズギンカの独特な小太鼓のリムショットは初めて聴くようなうねりがあった。
ファランドールの畳み込むフィニッシュに気分が高揚した。

大曲や初めて聴く曲もいいけど、耳馴染んだ、みんなに愛されている名曲はやはりリラックスして音楽に浸れる。しかも、生の音で肌で振動を感じながら味わえるのは幸せだ。

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開場してすぐにホールに入場し、写真を1枚撮影したら、ホールの係員が近寄ってきて「写真はご遠慮願えますか」と注意を受けた。これがその問題の写真。ホールが「ダメ」と言っているのに撮影した私がいけなかった。
だけど、いつも思う。どうしてホール内の写真を撮ってはいけないのだろう。演奏中に撮影されたら迷惑、フラッシュ撮影されたら迷惑、ホール内の様子をみだりに記録されたくない、などなどだろうか。それとも単に、日本ではずっとそうだったから、他のホールがそうだから、という理由だからか。
私は、ブログにコンサートの感想を書く際に、コンサートの臨場感を少しでも伝えられればと思い、会場直後のホール内の写真でも使えたらと思い撮影してしまった。
外国のほとんどのホールのように迷惑でなければ撮影OK、とまではいかなくとも、演奏中でなければ撮影OK、ただし迷惑をかけたりマナーに反したりするような行為の場合はカメラを取り上げる、程度にならないかな。

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映画『ラストレター』

岩井俊司監督の「ラストレター」を見てきた。
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福山雅治、松たか子、広瀬すずなどが演じる世界はとても居心地が良い。

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福山雅治は昨年観た「マチネの終わりに」に引き続きの出演。

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上野広小路のTOHOシネマズ上野

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この映画のキーは「手紙」だと思う。主人公が作家、そして図書館書士と、文字・文章にかかわる仕事をしている人からもつながる。
実はストーリーの最初ではラインの友達交換をQRコードで行うことから交流が始まるのだけど、それがスマホの水没で頓挫。
そして松たか子が福山雅治に手紙を書く。福山雅治が返事を書くけど、それを娘たちが読み、返事を書く。姑が見知らぬ男性に送った手紙。その手紙の思わぬ内容!そして高校生時代に送った手紙、お互い別れてから送った手紙。亡くなる前に送った手紙。

一つ一つの手紙が心地よく。心に染み入る。書いた人、受け取った人の気持ちが感じられる。

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それと、映像が美しい。子供たち、高校生、家族。あたたかなさわやかな映像が目の前に広がっていく。

観て良かった。

関係ないけど、見終わった後、石焼ビビンバを食べたくなり上野の「土古里(とこり)」にいった。ビビンバは久しぶりに食し堪能。
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その後デザートとして食べた、スノーアイスなるものが美味しかった。本当に雪のような触感のアイスだった。





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2020-02-06

『現代語訳 古事記』蓮田善明著

見附市古代日本史同好会の次回の課題図書である「現代語訳 古事記」を読了した。

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今月、読書会を行うため、読んでみた。ここに事前に感想を書いてみたい。

今まで古事記を通読したことはなかった。鈴木三重吉の「古事記物語」を小学生の時に読んだ覚えはあるが、神話部分は面白く読んでワクワクしたものの、後半の天皇記の部分は飽きてくじけてしまったように思う。

関根先生の古事記の講義でもポイントポイントは目を通すけど通読したことはない。YouTubeなどで古事記の解説をしているものを見聞きすることは多いけれど、自分で読んだわけではない。
そんな状態で今回「現代語訳 古事記」を通読する機会を得たことは本当にうれしい。
■上巻を読み終えて
改めて神話の並びが整理できた。それと、一つ一つの神話は淡々と書かれているけれど、記述の後ろに隠れている教訓などを考えることができた。
それとこれらを記憶したという稗田阿礼は今でいう記憶術の大家だったのではないかと思う。あやかりたい。
■中巻を読み終えて
神武天皇の東征から中巻に移る。とうことは上巻の神話を終えると現代につながる皇統に入るという構成だ。
読んでいて気になったのがやはり百三十七歳(神武天皇)とか百六十八歳(崇神天皇)とかの記述だ。
これらをどう解釈するのか、関根先生から一度お話を伺った記憶があるが、もう一度調べてみたい。いわゆる「欠史」論争の話を自分なりの意見を持ってみたいと思う。
また、ヤマトタケルと神功皇后という二人のヒーロー、ヒロインが登場して俄然面白くなった。特に神功皇后の活躍はドラマになりそうだ。(でもまた韓国が騒ぎ出すか・・・)このあたり、日本書紀も読んだうえで、関連の情報を見てみよう。
■下巻を読み終えて
歌がたくさんあることを初めて知った。
雄略天皇はずいぶん乱暴な人だったという記述が続く。
古事記に書かれている天皇は、 それぞれ。 異なる宮で政を行ったようだ。
古事記では執筆時代に近くなるほど記述が概要だけになってくるような印象だ。こちらも日本書紀の記述を確認してみようと思う。やはり古事記は神話に力が置かれ、日本書紀では皇統に力がおかれているのだろうか。

全体として、生き生きとした文章でとても読みやすかった。
ただ、人名(神様名)がカタカナで書いてあるのはいいけど、なかなかイメージとして頭に入らない。感じ+ルビになるとわかりやすいと思った。

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